そもそもフィジカルAIってなに?
AIといえばLLM(大規模言語モデル)という時代を超え、CES2026を起点に現実世界で活用することが前提になったAI。つまりフィジカルAIとは、状況を知的能力をもって現実世界を物理的に理解し、求められる正解に対してできる限りそった判断を行い、実際に行動を展開するAIのこと。
Robotが賢くなったというレベルではなく、我々が生活をする世界に入り込んできたという事実が重要だと考える。しかも成功と失敗を繰り返し、学習がなされるから単純な作業であればあるほど、人間より利口になるかもしれない。

ベンチャー界隈もフィジカルAIがちらほら
LVCC(Las Vegas Convention Center/CESのメイン会場)のみならず、1400社がひしめくベンチャー企業の登竜門(EUREKA PARK)」の各国の先進的な技術の展示でもそれを感じた。
しかしながらフィジカルAIのプラットフォーム構築は、桁違いの開発コストがかかることが容易に想像でき、ハードをベースにしたアルゴリズムのアイデアに留まっていることも多く、非常にもったいない。例えば「ここの段差はスピードダウンしないとこけるよ」というデータさえプラットフォーム上にあれば、その学習データを取り込むだけで済むって話。
どうすんのこれ?というAIは衰退し、そのAIの使い方を教えます的なサービスベンチャーも同様だな。AIエージェントの次は「とにかくロボットを導入しましょう受付でどうですか?御社が先進的に見えますよ。しかもうちのロボットはダンスもできます」なんて営業が今年は元年になりそうだ。
偽フィジカルAIの存在とビジネスチャンス
ある中国企業の展示を見て違和感を感じた。なんだか動きがおもちゃ屋で売っているリモコン型ロボットに似ている。
あ、裏で操作しているじゃん。


この光景はいくつかの場所で見かけたが、CESの展示に間に合わずにそういう対応をしていたということにしよう。逆に失敗を許容し学習し反映する「AIをちゃんと動かすためのプラットフォーム」的なビジネスのチャンスさえ感じる。ただ単に教師データを共有するのではなくて、自分たちが作ったロボットを意図通りに動かすためのGitHub的なビジネスが台頭するかも知れない。
処理GPU、1強時代への危機感
1995年インターネット元年と言われた時代のIntelの1強時代を強く感じたCES2026。NVDIAの存在は、そのInterlやAMDをも取込み、凄いを超え覇者でしかない。
競合がいてこその更なる市場活性化なので、日本企業のみならず世界中の企業にも踏ん張ってもらいたい。弊社のブースにも日本製のGPUの売り込みが来たのだが、まったく存在を知らなかったので、それ自体がとてもうれしい出来事だった。

フィジカルAIが存在しうる場所と安心と信頼の関係
普通に考えると自動運転、製造現場がメインに思えるが、それだと面白くない。日本は特に高齢化社会なので、介護・医療現場での展開は大事にしたい。そして育児・教育現場、買い物・掃除なのどの家事現場、そしてOfficeやRetail、軽作業場での作業フォローなど、Robotが活躍できそうな場所は多くある。
しかし人間の生活に近づけば近づくほど、Errorが起こったときにサービスを提供する企業の社会的制裁は大きい。


おじいちゃんを担いで落としたとか、買い物を手伝って卵をわったとか…いろいろ出てくる。
インターネットで買い物をすることが今では当たり前だが「パソコンの画面でクレジットカード番号を入れられたら画面の向こうで盗まれるって聞いた」とか真剣なまなざしで語るおっちゃんを多く見てきたのと少し似ている。
「Intel inside」「Windows」じゃないけど、なにがしかのプラットフォーム上で動いているから安心とか、そういうビジネスが台頭するのではないか?。コンセントは必ず100Vとかそういう安心と信頼感 。このあたりが大きなビジネスチャンスではないだろうか。
古巣である富士通はこのあたりの可能性を見出した展示をしていて面白かった。そこら中Robotだらけの中、大いなる未来を予見していたように思え、とても嬉しかった。

POCKET RDとしての可能性 with Avatar & Blockchain
大規模なことよりも少し目を社会実装に向けて、展開を検討したいなと思っています。買い物客を追いかけるかご、ゴルフのキャディ替わりになるロボット(実際にCESで人気でした)。
日本に輸入して、ゴルフ場を経営する不動産会社さんに販売しようと思います笑。
更には…ラストワンマイルを安全に移動できるモビリティ(これも人気でした)など、さまざま。
車輪一つでちょっとなれたら、すーいすい。すごいなこれ…って感じです笑
大規模な開発はNVDIA、TeslaやBoston dynamics、大手のIT企業にゆだねて笑、まずは「これやで!」となるようなアイデア商品で勝負したいなと。操作画面にはうちのAvatarやら、もふもふやら(自社IP)で可愛くできたらいいな。
また啓発に入るブロックチェーンも確実に活きてくるなと。
その学習データの信頼性の担保は1社だけではなく企業や個人連合のPhysical AI DAOをベースにした「エコシステム」を作りたいと思います(宣言)。
RobotやMobilityそれぞれが状態を感じる基盤、失敗も含めたTry & errorデータの学習に関するAlgorithm基盤、あとは社会実装における可能性を収集するための基盤、このあたりでしょうか。
いずにれにせよ、日本が目指すべきは大規模な学習モデルを集めることやダンスをするロボットを作ることでもないと思います。買い物にいい車、こわれない車、燃費のいい車、安全性能満載の車を作ることが得意な日本。かっこよくガソリンを撒いて走る車は他国に任せましょう笑。
日本は「ごめんなさい、やり直します」と言えるPhysical AIを作り出せるPlatformをBlockchainベースで作り出せる国だと思います。
また語ります。





























